忘年会の予約ベストタイミングとは?失敗しない幹事のための完全ガイド

公開日:2025.9.23 / 更新日:2025.10.30

はじめに

年末の風物詩でもある忘年会。しかし「いつ予約すればいいか」が曖昧なため、満席で希望の日程や会場が取れなかったり、予算や条件で妥協を強いられたりすることが少なくありません。

本記事では、少人数・中規模・大規模・貸し切りなど規模別、地域・曜日・予算など条件別に「予約のベストタイミング」や「押さえておきたい注意点」を整理し、幹事として失敗しない準備プロセスを完全ガイドします。

目次

  1. 忘年会シーズンとはいつからいつまでか

  2. 規模・条件別に見る予約タイミング目安

  3. 会場探し・候補決めの段階でやること

  4. 日程の決め方と出欠確認のコツ

  5. 具体的な予約手順と利用ツール

  6. 予約時にチェックすべき条件・注意点

  7. キャンセルや変更への対応策

  8. プロモーション・割引・特典を活かすタイミング

  9. 幹事として成功させるためのスケジュールプラン例

  10. よくある失敗パターンとその回避法

  11. まとめ

1. 忘年会シーズンとはいつからいつまでか

忘年会の典型的な季節とピーク

  • 多くの記事が「11月下旬~12月中旬」をピークとする忘年会シーズンとしています。

  • 特に12月の第2週から第3週は、金曜・土曜・翌日休日など条件の良い日が人気で、混雑・予約枠の急激な消費が予想されます。

混雑を避けるなら“ピーク前”を狙う

  • 混雑が始まる前、11月中旬~11月下旬あたりに忘年会プランを検討し始めるのが望ましいです。

  • また、12月に入ると業務や私生活も忙しくなるため、参加率が下がる可能性あり。早めの日程設定が安心。

2. 規模・条件別に見る予約タイミング目安

規模/条件 推奨予約開始時期 備考
少人数(~10人前後) 対象日から 1か月前 には押さえたい 希望の店や席によってはもっと早く。人気店だと埋まるのが早い。
中規模(20~50人) 1.5~2か月前 (10月~11月中旬) 個室・貸切等の条件が加わると早めに動く必要あり。
大人数・貸切 2~3か月前 またはそれ以上 会場・設備・飲食内容など調整が多いため。早期押さえがコスト・満足度双方で有利。
人気店・特別な条件(夜景、完全個室、駅近など) さらに早め(例えば9~10月) 特に条件付きだと競合が多くなる。

3. 会場探し・候補決めの段階でやること

候補店リストアップ

  • 条件を明確にする(人数・予算・希望メニュー・雰囲気・アクセス)

  • インターネットでのグルメサイト検索、レビュー・口コミのチェック

  • 過去に使ったことのあるお店や同僚・上司の“おすすめ”を聞いておく

下見・確認

  • 実際の店内の広さ・席の配置・音響・照明などを確認する。ネット写真だけではギャップがあることも。

  • プロジェクター・マイク・ステージなど特別設備が必要な場合は可否・追加料金などを調整可能か事前確認

4. 日程の決め方と出欠確認のコツ

日程を決めるステップ

  1. 必須参加者(上司・取引先など)の予定を先に確認

  2. 複数候補日を挙げて参加者にアンケートを実施

  3. 回答期限を設定し、遅滞なく集める

出欠確認のポイント

  • 幹事は定員・予算を見据えて最大人数を想定して準備しておく

  • キャンセルポリシーを含め、人数変更時の対応を明確に

  • リマインドを忘れずに(開催の2〜3週間前、1週間前など)

5. 具体的な予約手順と利用ツール

手順

  1. 会場が決まったら、まずは「仮予約」で空き状況や条件を押さえる

  2. 参加人数やメニューを最終見積もりし、本予約する

  3. 支払い方法・コース内容・飲み放題の時間などを決定

利用できるツール・サイト

  • Speedy、食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどの大手グルメサイト

  • 飲食店専用の宴会・宴会場検索サイト

  • オンラインアンケートツール(Google フォームなど)で日程調整

  • チャットツール・グループウェアでの案内・進行管理

6. 予約時にチェックすべき条件・注意点

条件チェックリスト

  • 人数・人数増減対応:当日の欠席や直前参加など変動あり。多少の余裕を持たせる。

  • 座席形態・個室・貸切可否:音の問題・プライバシー確保など条件がある場合は要確認。

  • 設備・什器:音響機材、マイク・プロジェクター・スクリーンなどが必要かどうか。

  • アクセス・交通手段・終電:駅近さ・終電の時間を考慮することで参加率を上げられる。

  • 予算・コース内容:飲食の質・飲み放題の時間・ドリンク種類・乾杯ドリンクなど。オプション料金の有無。

  • キャンセルポリシー:キャンセル料の有無・いつから発生するか。人数変更対応。

  • 支払い方法:一括か分割か、当日か事前か、現金・カード対応か。

注意点

  • 人気店・曜日(金曜・土曜・忘年会ピーク日)は埋まりやすく、「良さそうな時間帯+席」が予約不可のこと多数。妥協可能な条件(時間帯・場所)をあらかじめ決めておく。

  • メニュー写真・レビューサイトの写真と実際の雰囲気・提供される品が異なることがあり、クオリティ落差に注意。

  • 過去の参加者の意見を聞いて、「料理が冷めていた」「飲み物の提供が遅かった」など細かい不満の改善点があるお店は避ける。また、出入りの騒音や隣席との距離も聞いておく。

  • 天候・交通(年末の雪・混雑・遅延)などで参加者の遅刻・キャンセルが起きやすいので、余裕のあるスケジュール設定を。

7. キャンセルや変更への対応策

  • 早めに変更・キャンセルが出る可能性を織り込んでおく(例:最小催行人数を伝えておく)

  • 店側と「キャンセル期限」「人数変更の締切」を確認し、その日付を参加者へ周知

  • 代理の人が来るケースなど、柔軟性を持たせておく

  • リマインダーを送るタイミングを設定し、参加率の最終確認をする

8. プロモーション・割引・特典を活かすタイミング

  • 早期予約割引や早期特典を提供している店もあるので、それを利用できる時期を知ることが望ましい。

  • グルメサイトや飲食店のSNSをフォローして「忘年会プラン」や早割キャンペーンの情報をチェック

  • 特典付きプラン(ドリンク追加、時間延長、乾杯ドリンク等)を探す時はその条件と付帯費をよく確認

9. 幹事として成功させるためのスケジュールプラン例

以下は、中規模(20〜50人程度)忘年会を12月中旬に開催するケースのスケジュール例です。

タイミング やること
9月下旬〜10月上旬 幹事決め、会場の条件検討(人数・予算・場所)/必須参加者の予定確認
10月中旬 候補店リストアップ・下見/日程候補を参加者にアンケート
10月下旬 会場仮予約・複数店舗を比較/メニュー案を見せてもらう
11月上旬 本予約・条件交渉/追加設備確認/キャンセルポリシーの確定
11月中旬 招待案内配布/参加確認スタート/支払い方法決定
11月下旬 最終人数確定/リマインドメール送信/飲食内容・席順決定
12月初旬 会場へ最後の最終確認/当日の流れシミュレーション
当日 受付・司会進行・時間配分管理・会費回収などをスムーズに行う

10. よくある失敗パターンとその回避法

失敗例 原因 回避策
希望の会場が満席で断られた 予約開始が遅かった・ピーク日にこだわりすぎた 早めに動く/複数候補を持つ/ピーク日を外す
予算オーバーになってしまった 飲み放題内容・追加サービスなどの見落とし 見積もりを細かく取る/隠れコスト(サービス料・税・設備使用料等)を確認
参加率が悪い 日程調整が不十分・案内が遅い 必須メンバーの予定優先/アンケートで日程を決定/早めに案内送付・リマインド
キャンセル料が発生して無駄が出た キャンセルポリシーを確認していなかった 契約前に確認/参加人数に余裕を持たせる/発生タイミングを把握
当日の進行がバタバタした 準備不足・時間配分や役割が決まっていなかった スケジュール表作成/幹事・サブ幹事で役割分担/当日の流れを事前にシミュレーション

11. まとめ

忘年会を成功させるためには、「いつ予約するか」が非常に重要なキーです。

規模や条件によってベストなタイミングは変わりますが、共通して言えるのは「早めに動く」「複数の候補を持つ」「条件・設備・キャンセルポリシーを事前に確認する」こと。

本記事で紹介した目安・ステップ・注意点を活用して、幹事として余裕をもって準備を進め、参加者全員が満足できる忘年会を実現してください。

 

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サイト監修者

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⼩⽥ 克⽂

株式会社Plus One代表取締役・MICE&パーティーアドバイザー

《略歴》

⼭⼝県生まれ。 福岡の中村学園⼤学を卒業後に保育士や一部上場会社のグループ会社営業を経験して、ブライダル最⼤⼿の株式会社 Plan・Do・Seeに8年勤務。 福岡のリゾートホテルに4年、東京本社に2年、京都の会場に2年、法人営業の勤務をしてホテル・旅行業界・MICEのノウハウを吸収。 ⼀般宴会(同窓会・忘年会・新年会・ 送別会・歓迎会・1.5次会・結婚式二次会)MICE 案件(会議・学会パーティー・展示会・周年パーティー・インセンティブパーティー)などのセールスや現場に携わり、同社で7年トップセールスとなる。 2015年8⽉に株式会社Plus Oneを設⽴し、宴会・MICEのコンサル・セミナーをしながら、日本中のおしゃれな会場を日本中・世界中の人に紹介するため2019年9⽉に検索サイト「Speedy」をローンチ。Speedyが様々な宴会ワードで1位に表示されるノウハウを元にSEO対策ビジネスも展開中。宴会やSEOに関するBlog記事も多数作成。


著者SNS:Instagram Facebook YouTube
2021年4⽉ 東京都パーティーアドバイザー就任
2022年4⽉ 観光庁パーティーアドバイザー就任
2023年観光庁が管轄する観光促進の専門家に登録されました。
出典:観光庁ホームページ

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※2025年10月5日プロフィール更新

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