クリスマスシーズンになると、友人同士や会社、家族でパーティーを企画する機会が増えてきます。しかし、いざ自分が幹事になると、「食事とおしゃべりだけでマンネリ気味…」「大人数が集まるイベントで全員が退屈しない企画は?」と頭を悩ませてしまうことも多いのではないでしょうか。
クリスマスパーティーを成功させる大切なポイントは、「参加するメンバー」に合った企画やゲームを選ぶことです。大人、大学生、高校生、中学生、小学生、家族、カップルなど、集まる人によって楽しいと感じる要素は異なります。
この記事では、参加者別の具体的なおすすめアイデア、盛り上がるゲームや出し物、スムーズに進行できる2〜3時間のタイムスケジュールまでを分かりやすく解説します。
クリスマスパーティーで「何する?」迷ったときの企画の決め方

「何をするか」の具体的な中身を決める前に、まずは以下の3つのステップに沿って、パーティーの土台となる方向性をまとめておきましょう。
1. 参加者の年齢層と関係性を明確にする
最初に考えることは、「誰と誰が一緒に過ごすのか」です。参加者の顔ぶれによって、楽しみやすい雰囲気や盛り上がる内容は大きく変わります。
- 会社の同僚や異業種の集まり: 初対面や普段あまり話さない人がいる場合は、緊張をほぐすアイスブレイクの要素があるゲームや、チーム対抗戦のクイズなどが向いています。
- 気心の知れた友人・大学生: お互いの好みをよく知っている間柄なら、会話が広がるトークゲームや、ドレスコードを決めて写真撮影を楽しむような、個性を出せる企画がぴったりです。
- 子どもや家族: 小学生や未就学児が中心の場合は、ルールがシンプルで体が動かせるもの、あるいはサンタクロースの登場のようなわかりやすい演出が喜ばれます。
2. パーティーの目的(交流・思い出作り)を決める
そのクリスマスパーティーを通して、参加者にどんな気持ちになってもらいたいかを考えてみましょう。
- 交流・懇親: チームで協力して答えを導き出す謎解きや、共通点を見つけるゲームがおすすめです。
- 思い出作り: プレゼント交換や簡単なドレスコード、景品が当たる抽選会など、クリスマスならではの特別感を前面に出しましょう。
目的が1つ決まるだけで、企画の軸がブレなくなります。
3. 開催場所と予算に合わせたボリュームにする
最後に、現実的な条件を当てはめます。
- 場所のルールを確認: レンタルスペースやオフィス、自宅、あるいは飲食店など、開催場所によって「できること」が制限されます。大きな声を出してもいいか、プロジェクターや音響は使えるか、動き回るスペースはあるかを事前に確認しておきましょう。
- 予算の配分: 参加費や経費の中から、料理代だけでなく景品代やゲームの備品代にいくら回せるかを計算します。予算が限られている場合でも、スマホのアプリや100円ショップのグッズを上手に活用すれば、十分に楽しい企画が作れます。
【参加者別】クリスマスパーティーで何する?おすすめ企画一覧

ここからは、参加者別のニーズに合わせた具体的な企画アイデアを見ていきましょう。それぞれのターゲットが楽しめる切り口をご紹介します。
一覧でわかる!参加者別のおすすめ企画まとめ
まずは、全体のイメージを掴みやすいように、参加者別の特徴とおすすめ企画を表にまとめました。
| 参加者 | パーティーの特徴・ニーズ | おすすめの企画・アイデア |
| 大人・会社イベント | 年齢層が幅広く、交流や懇親がメイン。全員が公平に楽しみたい。 | 格付け風ゲーム、チーム対抗クイズ、景品付き抽選会 |
| 大学生・友達 | 流行に敏感。SNS映えや、記憶に残る楽しい思い出を作りたい。 | テーマ付きドレスコード、こだわりプレゼント交換、ボードゲーム大会 |
| 高校生・中学生 | 予算は控えめに。自分たちで工夫して、にぎやかにワイワイ楽しみたい。 | お菓子デコレーション、スマホ動画撮影、お菓子持ち寄り企画 |
| 子ども・小学生・家族 | わかりやすい演出や体験型企画が向いている。家族みんなで楽しみたい。 | おうち宝探し(謎解き)、サンタクロース登場、クリスマス映画鑑賞 |
| カップル | 二人だけの落ち着いた時間。特別感と日頃の感謝を伝え合いたい。 | 手紙(カード)の交換、シークレットプチギフト、一緒に料理・ケーキ作り |
大人・会社イベント:全員が参加しやすい企画を選ぶ
会社のクリスマスパーティーや、忘年会を兼ねたイベントでは、「一部の人だけが盛り上がる」という状態を避けるほうが良いです。自然と会話が弾む企画を選びましょう。
- クリスマス格付け風ゲーム: 「高級ワインとテーブルワイン」「高級チョコレートと市販のチョコレート」など、目隠しをして食べ比べ、どちらが高級品かを当てるゲームです。大人の味覚を試すおもしろさがあり、見ている側も一緒に盛り上がれます。
- チーム対抗クイズ: 新入社員から役員までがシャッフルされたチームを作り、クイズに挑戦してもらいます。「社長の今年の重大ニュースは?」といった内輪ネタや、「サンタクロースの服が赤い理由は?」といったクリスマス雑学を混ぜると、世代を超えて知恵を絞り合えます。
大学生・友達:SNS映えとトレンドを取り入れたにぎやかさ
大学生や親友同士の集まりなら、日常を忘れて特別感を味わえるような企画がおすすめです。写真や動画を見返したときに「楽しかったね」と言い合える仕掛けを作りましょう。
- ドレスコード(テーマ設定): 「全員どこかに赤か緑を身につける」「アグリーセーター(あえてダサいクリスマスセーターを着る)」など、テーマを決めて集まります。部屋に入った瞬間にいつもと違う雰囲気に変わり、写真撮影も楽しくなります。
- ストーリー性のあるプレゼント交換: 「今年一番お世話になった便利グッズ」「ちょっと笑えるもの」などテーマを設けてプレゼントを持ち寄ります。音楽に合わせて回すだけでなく、トランプやサイコロを使って誰に渡るか分からない状態にするのもおすすめです。
高校生・中学生:予算を抑えて自分たちで作る等身大のイベント
中高生のクリスマスは、お小遣いの範囲でどれだけクリエイティブに遊べるかがポイント。少しのアイデアで、お店に行く以上の特別感が作れます。
- 市販のお菓子で「オリジナルデコレーション」: 市販のプレーンなスポンジケーキやバウムクーヘンなどを土台にして、ホイップクリームやチョコペン、イチゴなどを使って自分たちでデコレーションします。見た目の可愛さを競い合ったり、写真を撮ったりするプロセスそのものが楽しいイベントになります。
- スマホアプリを活用したトレンド遊び: TikTokやInstagramのクリスマス限定エフェクトを使っておもしろ動画を撮影したり、全員でスマホの「お絵かき伝言ゲーム」などのアプリで対戦したり。現代の中高生ならではの、デジタルとリアルを融合させた時間が過ごせます。
子ども・小学生・家族:期待感が高まる体験と演出が主役
子どもたちや家族で過ごすクリスマスは、物語の主人公になったような楽しさを演出してあげましょう。
- おうちトレジャーハンター(宝探し): リビングや子ども部屋のあちこちに、サンタクロースからの「暗号の手紙」を隠しておきます。「テレビの後ろを見よ」「次のヒントは冷蔵庫の中」など、謎解きをしながら進むと、最後にクリスマスプレゼントやお菓子の詰め合わせにたどり着くという企画です。小学生くらいまでの子どもなら、夢中になって楽しんでくれます。
- サンタクロース登場サプライズ: 家族の誰か、あるいは知り合いに頼んで、サンタクロースの衣装を着て登場してもらいます。ただプレゼントを渡すだけでなく、「今年は宿題をがんばったね」など、本人のエピソードをひと言添えると、子どもたちにとって思い出深いイベントになります。
カップル:二人だけの特別感と落ち着いた仕掛け
カップルで過ごすおうちクリスマスやデートでは、大騒ぎするゲームよりも、お互いの距離が縮まる温かい企画が適しています。
- クリスマスカード(手紙)の交換: スマホのメッセージで簡単に連絡が取れる時代だからこそ、手書きのカードでお互いへの日頃の感謝や、普段は恥ずかしくて言えない気持ちを伝えてみましょう。プレゼントを開ける前に交換すると、落ち着いた良い雰囲気が生まれます。
- ディナーの「最後の仕上げ」を二人で: 料理をどちらか一方がすべて作るのではなく、例えば「ピザのトッピングを二人で決めて焼く」「ケーキの飾り付けを一緒にする」など、小さな共同作業を挟みます。お互いに「おいしいね」と言い合えるプロセスが、二人の仲をさらに深めてくれるでしょう。
クリスマスがもっと楽しくなる!おすすめゲーム&出し物

中盤の時間を盛り上げる具体的なゲームが知りたいという方に向けて、どんな場所でも取り入れやすいゲームや出し物を選びました。
シーン別で選べる!おすすめゲーム&出し物一覧
準備の難易度や人数に合わせて選べるように、一覧表を作成しました。パーティーの規模に合わせて選んでみてください。
| ゲーム・出し物名 | 推奨人数 | 向いている参加者 | 簡単な内容 |
| ジェスチャーゲーム | 5人〜大人数 | 会社・大人数・子ども | クリスマスならではのお題(例:煙突に詰まるサンタ)を体だけで表現。チーム戦にすると一体感が出ます。 |
| イントロクイズ | 4人〜大人数 | 大学生・友達・会社 | 定番クリスマスソングやヒット曲のイントロ当て。年代に合わせた選曲がポイントです。 |
| 会話系ボードゲーム・カードゲーム | 3人〜8人 | 大学生・友達・カップル | 配られた数字カードの大きさを言葉のお題(例:欲しいもの)で例え、協力して順番に並べるゲームなど。 |
| スマホ写真しりとり | 3人〜6人 | 友達・大学生・中高生 | 自分のカメラロールにある写真を見せながらしりとり。プライベートな思い出話が自然と広がります。 |
| 身内モノマネクイズ | 10人〜大人数 | 会社イベント・学生 | 会社の上司や学校の先生など、共通の知り合いの特徴を捉えたクイズ。内輪ネタだからこそ大きな笑いが生まれます。 |
| 10秒ストップウォッチ | 2人〜大人数 | だれでも(準備不要) | 画面を見ずに頭の中で10秒カウントし、ぴったり止められた人が勝ち。手軽にできて盛り上がります。 |
イベントを成功させるゲーム選びの補足
会社や大人数のイベントなら、クイズやビンゴなど全員参加型のゲームが最適です。友達や大学生同士なら、写真しりとりやお互いの価値観がわかる会話系ゲームが向いています。子どもや家族中心の場合は、宝探しやサンタの登場など、視覚的にわかりやすい演出を取り入れると盛り上がるでしょう。
クリスマスパーティーの進行例・タイムスケジュール

企画やゲームが決まったら、それらをパズルのように組み合わせてタイムスケジュールを作ります。ここでは、間延びしにくい「2時間半(150分)プラン」をご紹介します。
【進行例】みんなで楽しむ2〜3時間プラン
大人数でも少人数でも応用しやすい、メリハリのあるタイムスケジュールです。
| 時間(目安) | 進行内容 | 幹事の動き・盛り上げのポイント |
| 00:00〜00:10 | 開会の挨拶 ・ 乾杯 | 挨拶は1〜2分でコンパクトに。全員の手元に飲み物が行き渡ったら、クリスマスソングのBGMと共に明るく乾杯しましょう。 |
| 00:10〜00:40 | 食事・歓談タイム(前半) | まずは美味しい料理を楽しんでもらう時間。BGMの音量を少し下げ、心地よくおしゃべりができる環境を作ります。 |
| 00:40〜01:20 | 企画1(ゲームや出し物) | お腹が少し落ち着いたタイミングでゲームを開始!チーム対抗戦などで、参加者同士が話すきっかけを作ります。 |
| 01:20〜01:40 | 歓談 ・ デザートタイム | ゲームの興奮を少し落ち着かせ、クリスマスケーキやデザートをサーブ。落ち着いて過ごせる時間を作ります。 |
| 01:40〜02:10 | 企画2(プレゼント交換・抽選会) | パーティーの一番の盛り上がりどころ。音楽を鳴らしながらプレゼントを回したり、景品を発表して会場の熱量を高めます。 |
| 02:10〜02:20 | 記念写真撮影 | ツリーやクリスマスの装飾の前で集合写真を撮影。全員が笑顔の瞬間をしっかり形に残します。 |
| 02:20〜02:30 | 閉会の挨拶 ・ 解散・片付け | 幹事から感謝の言葉を伝え、スムーズに解散。忘れ物のチェックもアナウンスします。 |
スムーズに進行するための幹事のコツ
進行をスムーズにするコツは、全体の時間を意識してスケジュール通りに進めることです。特に中盤のゲームが長引くと、クライマックスであるプレゼント交換や、全員での写真撮影の時間が削られてしまいます。司会役は終了時間を意識しながら、早めのアナウンスで全体の流れをリードしましょう。
当日に慌てないための「企画決定チェックリスト」

当日に慌てないよう、企画が決まってから当日までに幹事さんが確認すべき準備ステップをまとめました。
幹事必見!事前準備チェックリスト
[ ]【参加者の確定】 最終的な参加人数、子どもの有無、アレルギー等の確認
[ ]【場所・設備の確認】 会場の広さ、プロジェクターや音響の仕様、音量制限の有無
[ ]【ルールの事前周知】 ドレスコードの有無や、プレゼント交換の予算目安の共有
[ ]【ゲーム備品の確保】 景品、ビンゴカード、ゲーム用カードなどの用意
[ ]【BGMの用意】 歓談用(しっとり)とゲーム用(アップテンポ)のプレイリスト作成
[ ]【役割分担】 写真撮影やタイムキーパーなど、手伝ってくれる仲間への依頼
まとめ:参加者に合った企画で楽しいクリスマスパーティーにしよう

クリスマスパーティーの企画を立てる際、大切なのは「イベントを詰め込みすぎないこと」です。あれもこれもと欲張るより、参加するメンバーの顔ぶれに合わせて、本当に楽しんでもらえそうな企画を1〜2個に絞って用意する方が、当日の進行もスムーズになり全体の満足度が高まります。
会社、友人、子ども、カップルなど、それぞれの関係性に合ったゲームや演出を選び、チェックリストを活用して準備をしましょう。当日は幹事であるあなた自身も楽しむことが大切です。参加者全員が心地よく過ごせる素敵なクリスマスパーティーになるといいですね。
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Speedyブログ記事監修者

小田 克文(Katsufumi Oda)
株式会社Plus One代表取締役・元観光庁専門家/宴会場アドバイザー
《略歴》
山口県生まれ。福岡の中村学園大学卒業後、男性では珍しく保育士として勤務後、上場企業グループ会社にて営業経験。ブライダル業界大手Plan・Do・Seeにて、一般宴会・MICE案件・展示会のイベント運営と集客ノウハウ蓄積。
2015年株式会社Plus Oneを起業し、宴会場・イベント会場に特化したコンサルティング業務を開始。2019年宴会場の検索サイト「Speedy」をローンチ。特許庁に商標登録された正式サービス。
商標番号:商願2019-122931(J-PlatPat公式情報)
登録番号:第6334810号 商標:Speedy / スピーディー 権利者:株式会社Plus One
2024年東京の表参道に展示会場House of OMOTESANDOを監修者・オーナーとしてオープン。年間1,000件以上の宴会の問い合わせ対応と、月10件以上の内覧やイベント現場を直接担当。
主な実績
- 2015年8月 株式会社Plus One 設立
- 2019年9月 検索サイト「Speedy」ローンチ
- 2021年4月 東京都パーティアドバイザー就任
- 2022年4月 観光庁パーティアドバイザー就任
- 2023年4月 観光庁観光促進専門家登録
- 2024年8月 House of OMOTESANDOオープン
- 2026年5月 MICE TIMES ONLINE掲載
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※最終更新日:2026年7月12日