キックオフのイメージ

決起会(キックオフ)の幹事ガイド|準備・進行・挨拶例文まで完全解説【2026年最新】

公開日:2026.8.12 / 更新日:2026.9.24

新年度や新プロジェクトのスタート、期首のタイミングで開かれる「決起会」や「キックオフミーティング」。上司から突然幹事を任され、「そもそも決起会って何をすればいいの?」「忘年会や新年会とは何が違うの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。

決起会は、単なる懇親の場ではなく、チームや組織の士気を高め、目標達成への意識をひとつにする目的を持ったイベントです。この記事では、決起会・キックオフミーティングの幹事が押さえておきたい準備の流れ、会場選びのポイント、当日の進行や挨拶例文まで詳しく解説します。

決起会(キックオフ)とは?他の宴会との違い

決起会の目的

決起会とは、新しいプロジェクトや新年度、新期のスタートにあたり、目標達成に向けてチームの士気を高めることを目的に開かれる会です。「キックオフミーティング」「キックオフパーティー」とほぼ同じ意味で使われ、業種によって呼び方が異なります。

忘年会や新年会が「1年の労をねぎらう」「新年の抱負を語る」という振り返り・区切りの意味合いが強いのに対し、決起会は「これから始まる取り組みへの意気込みを共有する」という、前向きな未来志向の場である点が大きな違いです。

どんなタイミングで開催される?

決起会は、以下のようなタイミングで開催されることが多いイベントです。

  • 期首・新年度のスタート時:新しい目標や体制がスタートするタイミング
  • 大型プロジェクトの立ち上げ時:新規事業やプロジェクトチームの発足時
  • 売上目標達成に向けた節目:四半期の始まりなど

内容としては、代表や部門長からの目標共有・スピーチに加えて、懇親を兼ねた食事会がセットで行われるケースが一般的です。

決起会の幹事がやることリスト

チェックリスト

開催の目的・規模を確認する

決起会の幹事を任されたら、まず「誰が主催するのか」「どのくらいの規模で開催するのか」「フォーマルな進行を重視するのか、懇親を重視するのか」を、企画の責任者に確認しましょう。決起会は、経営層のスピーチや目標発表など、一定のフォーマルさが求められる場合が多いため、忘年会などのカジュアルな宴会と比べて事前確認すべき事項が多くなります。

会場選びのポイント

決起会の会場は、以下の点を踏まえて選ぶとよいでしょう。

  • スピーチ・プレゼンがしやすい設備があるか:プロジェクターやマイク、スクリーンの有無を確認しましょう
  • 収容人数に見合った広さか:立食形式にするか着席形式にするかで、必要な広さが変わります
  • アクセスの良さ:参加者が集まりやすい立地かどうか
  • 懇親会としての雰囲気も両立できるか:フォーマルな発表の場と、その後の歓談がしやすい雰囲気を両立できる会場が理想的です

規模が大きい決起会では、発表エリアと懇親エリアを分けられる会場を選ぶと、進行にメリハりが出ます。

当日までのスケジュール

決起会の準備は、以下のようなスケジュール感で進めると余裕を持って当日を迎えられます。

  • 開催1ヶ月前:会場決定、登壇者(代表・部門長など)への依頼
  • 開催2週間前:案内送付、出欠確認、資料・スライドの準備依頼
  • 開催1週間前:進行表の最終確認、当日の役割分担(受付・司会・写真撮影など)
  • 前日〜当日:会場設営の確認、進行台本のリハーサル

登壇者のスピーチ内容や使用するスライドは、幹事側でも早めに把握しておくと、当日の進行がスムーズになります。

決起会当日の進行の流れ

決起会の進行の流れ

決起会は、フォーマルな「第一部(式典・発表パート)」と、カジュアルな「第二部(懇親パート)」に分けて構成されるのが一般的です。

  1. 開会宣言
  2. 代表・責任者からの目標発表・スピーチ
  3. 乾杯
  4. 歓談・懇親(食事)
  5. 中締め・締めの挨拶

開会・乾杯の挨拶例文

司会:
本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
ただいまより、〇〇プロジェクトの決起会を開催いたします。

はじめに、〇〇より一言ご挨拶を頂戴したいと存じます。
〇〇様、よろしくお願いいたします。

(代表挨拶・目標発表)

司会:
それでは、この新たなスタートを祝し、
乾杯のご発声を〇〇様にお願いしたいと存じます。

(乾杯)

司会:
それでは皆様、しばしご歓談ください。

乾杯前のスピーチは、決起会の核となる部分です。目標や意気込みが参加者にしっかり伝わるよう、マイクや音響設備に不備がないか、事前にリハーサルしておくことをおすすめします。

中締め・締めの挨拶例文

司会:
皆様、そろそろお時間となりました。
最後に、〇〇より締めのご挨拶を頂戴したいと存じます。

(締めの挨拶)

司会:
本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。
それでは、この目標達成に向けて、皆様のご健闘を祈念し、
一本締めで締めさせていただきます。

(一本締め)

本日は誠にありがとうございました。お気をつけてお帰りください。

決起会の締めの挨拶では、参加への感謝に加えて、これから始まる取り組みへの期待や激励の言葉を添えるのが定番です。

決起会を成功させるためのポイント

成功のポイント

  • 目標やビジョンを言語化して共有する時間を大切にする:単なる飲み会で終わらせず、「なぜ今この決起会を開くのか」が参加者に伝わる構成を意識しましょう
  • 懇親の時間もしっかり確保する:フォーマルなパートだけで終わらせず、チームメンバー同士が交流できる時間を設けることで、士気の向上につながります
  • 写真や記録を残す:決起会の様子を写真や動画で記録しておくと、後日の社内報や振り返り資料としても活用できます

まとめ

決起会・キックオフミーティングは、忘年会や新年会とは異なり、チームの目標達成に向けた意気込みを共有する、前向きな意味合いの強いイベントです。フォーマルな発表パートと懇親パートのバランスを意識しながら会場・進行を準備することで、参加者の士気を高める、印象に残る決起会を実現できます。

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Speedyブログ記事監修者

監修者の写真

小田 克文(Katsufumi Oda)

株式会社Plus One代表取締役・元観光庁専門家/宴会場アドバイザー

《略歴》

山口県生まれ。福岡の中村学園大学卒業後、男性では珍しく保育士として勤務後、上場企業グループ会社にて営業経験。ブライダル業界大手Plan・Do・Seeにて、一般宴会・MICE案件・展示会のイベント運営と集客ノウハウ蓄積。

2015年株式会社Plus Oneを起業し、宴会場・イベント会場に特化したコンサルティング業務を開始。2019年宴会場の検索サイト「Speedy」をローンチ。特許庁に商標登録された正式サービス。

特許庁発行の商標登録証

商標番号:商願2019-122931(J-PlatPat公式情報)
登録番号:第6334810号 商標:Speedy / スピーディー 権利者:株式会社Plus One

2024年東京の表参道に展示会場House of OMOTESANDOを監修者・オーナーとしてオープン。年間1,000件以上の宴会の問い合わせ対応と、月10件以上の内覧やイベント現場を直接担当。

主な実績

  • 2015年8月 株式会社Plus One 設立
  • 2019年9月 検索サイト「Speedy」ローンチ
  • 2021年4月 東京都パーティアドバイザー就任
  • 2022年4月 観光庁パーティアドバイザー就任
  • 2023年4月 観光庁観光促進専門家登録
  • 2024年8月 House of OMOTESANDOオープン
  • 2026年5月 MICE TIMES ONLINE掲載

著者SNS・詳細

Instagram:@katsu211 Facebook:小田克文 YouTube:公式チャンネル
詳しいプロフィールはこちら>
※最終更新日:2026年9月27日

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