送別会は、職場の仲間を送り出す大切なイベントです。
その成功の鍵を握るのが「席順」のマナーです。
適切な席順は、参加者全員が心地よく過ごせる空間を作り出し、主賓への敬意を示すことができます。
本記事では、送別会の席順に関するマナーを徹底解説し、感謝の気持ちを伝える場を成功させるためのポイントを詳しくご紹介します。
目次
- 送別会における席順の基本原則
- 会場の形式別に見る席順の決め方
- 和室の場合
- 円卓の場合
- 長テーブル(長机)の場合
- パーティー形式の場合
- 幹事が注意すべき席順決定のポイント
- 主賓や上司の近くに話し上手な人を配置する
- 男女の配置バランスを考慮する
- 仲の良いグループで固めない
- 人間関係に配慮する
- 年功序列を意識する
- 送別会の挨拶の順番とマナー
- 挨拶の一般的な流れ
- 送られる側が複数いる場合の挨拶順
- まとめ:心のこもった送別会を目指して
送別会における席順の基本原則
送別会の席順を決める際には、以下の基本原則を押さえておくことが重要です。
上座と下座の概念
一般的に、部屋の入口から遠い席が「上座」、入口に近い席が「下座」とされます。 上座には主賓や役職の高い方を、下座には幹事や若手社員を配置するのがマナーです。
主賓の配置
送別会の主役である送られる方(主賓)は、最も敬意を示すべき上座に座っていただきます。主賓が複数いる場合は、役職や勤続年数、年齢などを考慮して席順を決めます。
会場の形式別に見る席順の決め方
会場のレイアウトや形式によって、適切な席順は異なります。以下に、主要な会場形式別の席順マナーをご紹介します。
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和室の場合:襖(ふすま)から最も遠い席が上座とされ、主賓にはこの席に座っていただきます。これは、料理や人の出入りが多い襖から離れた場所が、全体を見渡しやすく、落ち着いて過ごせるためです。
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円卓の場合:部屋の入口から最も遠い席が上座となります。主賓にはこの席に座っていただき、その左右には主賓よりも目上の方々や、親しい同僚を配置するのが一般的です。
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長テーブル(長机)の場合:入口から遠い奥側の中央が上座とされ、主賓にはこの席に座っていただきます。左右には、役職の高い方や親しい同僚を配置し、下座には幹事や若手社員を配置します。
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パーティー形式の場合:立食やビュッフェ形式のパーティーでは、主賓が会場全体を見渡せる位置に立ち位置を設けるか、座席を用意するのが望ましいです。隅に追いやられることのないよう、配慮が必要です。
幹事が注意すべき席順決定のポイント
席順を決める際、幹事が特に注意すべきポイントを以下にまとめます。
主賓や上司の近くに話し上手な人を配置する
場を和ませ、主賓や上司が心地よく過ごせるよう、話し上手な社員を近くに配置することが望ましいです。
男女の配置バランスを考慮する
男女を一列に並べたり、交互に配置するのは避け、同性同士で固まることで安心感を持てるよう配慮します。ただし、男女を完全に分けるのではなく、適度に混ぜることが良いです。
仲の良いグループで固めない
特定のグループだけで固まると、全体の交流が阻害される可能性があります。全参加者の親睦を深めるため、意図的に席を離す工夫が必要です。
人間関係に配慮する
犬猿の仲の社員同士を離すなど、場の空気を良く保つための工夫が求められます。間にクッション役を配置するなどの配慮も有効です。
年功序列を意識する
日本の職場では、年功序列を重視する文化が根強く残っています。役職が同じでも、勤続年数や年齢を考慮した席順を意識しましょう。
若手社員が上座に座ることのないよう注意し、年長者や経験豊富な方を適切な席に配置することがマナーです。
会話が弾むような配慮をする
送別会では、主賓がリラックスできる環境を整えることが重要です。普段あまり話さないメンバー同士が隣になると気まずい雰囲気になりがちなので、話しやすいメンバーを配置しましょう。
チームワークを深めるためにも、主賓とよく関わった人たちを近くに配置し、和やかな雰囲気を作るのがポイントです。
送別会の挨拶の順番とマナー
送別会では、挨拶の順番も重要なポイントとなります。適切な順番で挨拶を進めることで、スムーズに会を進行でき、主賓に対する感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。
挨拶の一般的な流れ
- 開会の挨拶(幹事)
- 幹事が会の開始を宣言し、送別会の趣旨や進行スケジュールを簡単に説明します。
- 例:「皆さま、本日はお忙しい中、〇〇さんの送別会にお集まりいただき、ありがとうございます。本日の進行を務めさせていただく□□です。」
- 主賓よりも目上の方(社長・役員・上司)の挨拶
- 送られる方の直属の上司や、さらに上の役職の方が主賓の功績や思い出を話し、労いの言葉を伝えます。
- 例:「〇〇さんには長年にわたり、会社の発展に大きく貢献していただきました。その働きぶりは素晴らしく、後輩たちにとっても大きな刺激になりました。」
- 主賓への花束・記念品贈呈
- 幹事や代表者が主賓へ花束や記念品を贈呈します。
- 例:「〇〇さん、これまで本当にありがとうございました。ささやかですが、皆で用意した記念品をお受け取りください。」
- 主賓の挨拶
- 送られる側である主賓が、職場の仲間への感謝の言葉を述べます。
- 例:「皆さん、今日はこのような素敵な会を開いてくださり、ありがとうございます。〇〇年の間、たくさんの経験を積み、多くの方々に支えられながら成長できました。」
- 締めの挨拶(上司または幹事)
- 会の終盤で、幹事や上司が締めの言葉を述べ、宴を締めくくります。
- 例:「〇〇さんの新天地でのご活躍をお祈りしながら、これにて送別会をお開きとさせていただきます。」
- 一本締め・三本締め(任意)
- 一本締めや三本締めを行うことで、会を気持ちよく終えることができます。
- 例:「それでは、〇〇さんの今後のご活躍を願って、一本締めで締めたいと思います。」
まとめ:心のこもった送別会を目指して
送別会は、単なる食事会ではなく、これまでの感謝を伝え、送り出す側と送られる側が心を通わせる大切な時間です。
席順の決め方や進行のポイントを押さえることで、より良い会を開催することができます。
送別会成功のためのチェックリスト
✅ 主賓の席を適切に配置しているか?
✅ 上司や役職者の席順を考慮しているか?
✅ 会場の形式に合わせた席順を設定しているか?
✅ 挨拶の順番を事前に決めているか?
✅ 花束や記念品の準備をしているか?
✅ 送別会の進行をスムーズに進められるよう計画しているか?
これらを意識しながら、主賓にとって最高の思い出となる送別会を企画しましょう。
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サイト監修者

⼩⽥ 克⽂
株式会社Plus One代表取締役・MICE&パーティーアドバイザー
《略歴》
⼭⼝県生まれ。 福岡の中村学園⼤学を卒業後に保育士や一部上場会社のグループ会社営業を経験して、ブライダル最⼤⼿の株式会社 Plan・Do・Seeに8年勤務。 福岡のリゾートホテルに4年、東京本社に2年、京都の会場に2年、法人営業の勤務をしてホテル・旅行業界・MICEのノウハウを吸収。 ⼀般宴会(同窓会・忘年会・新年会・ 送別会・歓迎会・1.5次会・結婚式二次会)MICE 案件(会議・学会パーティー・展示会・周年パーティー・インセンティブパーティー)などのセールスや現場に携わり、同社で7年トップセールスとなる。 2015年8⽉に株式会社Plus Oneを設⽴し、宴会・MICEのコンサル・セミナーをしながら、日本中のおしゃれな会場を日本中・世界中の人に紹介するため2019年9⽉に検索サイト「Speedy」をローンチ。Speedyが様々な宴会ワードで1位に表示されるノウハウを元にSEO対策ビジネスも展開中。宴会やSEOに関するBlog記事も多数作成。
著者SNS:Instagram Facebook YouTube
2021年4⽉ 東京都パーティーアドバイザー就任
2022年4⽉ 観光庁パーティーアドバイザー就任
2023年観光庁が管轄する観光促進の専門家に登録されました。
出典:観光庁ホームページ
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※2025年10月5日プロフィール更新
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