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送別会に行きたくない…上手な断り方とは?【例文あり】

公開日:2025.3.12 / 更新日:2025.4.7

はじめに

会社の同僚や上司の送別会に誘われたものの、「正直行きたくない…」と感じたことはありませんか? 仕事終わりの貴重な時間を使いたくない、気を遣う場が苦手、金銭的な負担が気になるなど、理由は人それぞれでしょう。

しかし、送別会は社会人としての付き合いの一環とされることが多く、断るのが難しいと感じることもあります。

本記事では、送別会に行きたくない理由と、それに対する対処法、さらに失礼にならずに断る方法について詳しく解説します。 無理に参加してストレスを抱えるよりも、自分に合った形で上手に対応する方法を見つけましょう。

送別会に行きたくないと感じる理由

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1. 仕事終わりに疲れている

一日中仕事をした後は、できるだけ早く家に帰りたいと考えるのが普通です。送別会が長引くと、翌日の仕事にも影響する可能性があり、負担を感じることもあるでしょう。

2. 人付き合いが苦手

職場の飲み会は、気を遣う場面が多く、リラックスできないと感じる人も少なくありません。特に、あまり親しくない同僚や上司がいる場合、会話を盛り上げるのが苦痛になることもあります。

3. 金銭的な負担が大きい

送別会の費用は、飲食代やプレゼント代など、意外と高額になることがあります。頻繁に送別会が開催される職場では、経済的な負担が大きくなるため、参加をためらう人もいるでしょう。

4. プライベートの時間を優先したい

仕事以外の時間は趣味や家族との時間に使いたいという人も多いはず。送別会に参加することで、大切なプライベートの時間が削られることを懸念する声もあります。

5. 送別される人と親しくない

送別会の主役が特に親しい相手でない場合、「わざわざ時間を割いてまで参加する必要があるのか」と疑問に思うことも。義務感で参加するのはストレスにつながりやすいものです。

送別会に行きたくない時の対処法

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1. 本当に行かなくていいのか考える

まず、自分が送別会を欠席しても問題がないかを確認しましょう。例えば、部署全体で開かれる送別会や、自分が特にお世話になった人の送別会であれば、できるだけ参加するのが望ましいかもしれません。逆に、形式的な送別会や、特に関係が深くない人の会なら、無理に出席する必要はないでしょう。

2. 途中参加・途中退出を検討する

長時間の飲み会が負担なら、「仕事が長引いたので遅れて行きます」「翌朝予定があるので、早めに失礼します」と伝えて、短時間だけ参加するのも一つの方法です。短時間なら気軽に参加でき、最低限の義理も果たせます。

3. 別の形で感謝を伝える

送別会に出席しない場合でも、感謝の気持ちを伝えることは大切です。例えば、送別される人に直接挨拶をしたり、メッセージカードを渡したりすることで、誠意を示すことができます。小さなプレゼントを渡すのも良い方法です。

4. できるだけ早めに断る

断る場合は、できるだけ早めに伝えましょう。直前にキャンセルすると、幹事や参加者に迷惑をかけてしまうことがあります。

送別会を失礼なく断る方法

 

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送別会の断り方には、いくつかのポイントがあります。適切な理由を伝え、相手に不快な印象を与えないようにしましょう。

1. 丁寧に断る

例:
「お誘いありがとうございます。とても参加したいのですが、どうしても外せない予定があり、今回は欠席させていただきます。」

2. 体調や家庭の事情を理由にする

例:
「最近体調が優れず、夜の外出を控えているため、今回は申し訳ありませんが欠席させていただきます。」
「家族の都合でこの日はどうしても外せない予定があるため、申し訳ありません。」

3. 仕事の都合を理由にする

例:
「その日は業務が立て込んでおり、残念ながら参加が難しそうです。」

4. 代替案を提示する

例:
「送別会には参加できませんが、後日お昼休みにでもご挨拶させていただきたいです。」

送別される人との関係性を考慮し、相手に不快感を与えないように配慮することが大切です。

無理に参加する必要はないが、配慮は大切

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送別会に参加したくない理由は人それぞれですが、無理をしてまで出席する必要はありません。 ただし、断り方には気をつけ、相手への敬意を示すことが大切です。

本当に行くべきかを見極める
短時間だけの参加も検討する
別の形で感謝の気持ちを伝える
早めに丁寧に断る

これらのポイントを押さえれば、送別会を無理なく回避しつつ、人間関係を損なわない対応ができるはずです。

あなたにとってベストな方法を選び、ストレスなく送別会シーズンを乗り切りましょう。

送別会を欠席した後のフォロー方法とは?

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送別会に行かないと決めたら、欠席後のフォローも大切です。

何もせずに終わらせると、「あの人、送別会を欠席したけど何も言わないな…」と職場の雰囲気が悪くなる可能性があります。

欠席したとしても、気持ちよく関係を続けられるようなフォローを心がけましょう。

1. 送別会の翌日に挨拶をする

送別される人が最後の出社日を迎える前に、直接挨拶をするのが最もシンプルなフォロー方法です。

例:
「昨日の送別会、参加できずすみませんでした。〇〇さんには本当にお世話になりました。新しい環境でも頑張ってください!」

たったこれだけでも、相手に対する敬意や感謝の気持ちは伝わります。

2. メッセージカードやメールを送る

どうしても直接会えない場合や、改まって話すのが苦手な場合は、メッセージカードやメールを活用するのも良いでしょう。

例:

件名: これまでありがとうございました

〇〇さんへ

突然のご連絡で失礼します。送別会に参加できず申し訳ありませんでした。
〇〇さんには、これまでたくさんのことを教えていただき、本当に感謝しています。
新しい環境でのご活躍をお祈りしています!またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

△△より

手書きのメッセージカードなら、さらに温かみが伝わり、相手に喜ばれることが多いです。

3. 小さなプレゼントを渡す

もし特にお世話になった相手であれば、ちょっとしたプレゼントを用意するのも良いでしょう。高価なものではなく、以下のようなちょっとした品がおすすめです。

  • お菓子やコーヒー(リラックスできるもの)
  • 文房具(新しい職場でも使えるもの)
  • ハンカチやタオル(実用的なもの)

「送別会には行けませんでしたが、今までお世話になりました!」と一言添えて渡せば、良い印象を残せます。

送別会が義務化している職場での対処法

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「うちの会社は送別会を断ると印象が悪くなる…」という場合もありますよね。

日本の職場文化では、飲み会を大切にするところも多く、行きたくなくても参加しなければならないケースもあります。

そんなときは、少しでも負担を減らしながら乗り切る工夫をしましょう。

1. 負担を減らす方法を考える

送別会に出席せざるを得ない場合は、次のような工夫をすると、負担が軽くなります。

短時間だけ参加する
「翌日朝早いので、最初の1時間だけ参加しますね!」と伝え、早めに退席する。

お酒を無理に飲まない
「最近お酒を控えているので…」と伝えて、ソフトドリンクで過ごす。

隅の席に座る
人付き合いが苦手なら、入り口近くや端の席に座り、目立たないようにする。

2. 幹事を引き受ける(上級テクニック)

意外かもしれませんが、「送別会の幹事をやる」と、自由に動けるので意外と気楽になることがあります。

幹事のメリット:
✔ 自分の好きな店・時間を選べる
✔ 必要以上に飲み会の場に溶け込まなくて済む
✔ 「幹事をやった」ということで、欠席するよりも評価が上がる

「自分は飲み会が苦手だけど、裏方なら大丈夫」という人には、幹事というポジションが意外とおすすめです。

3. 送別会の回数を減らす工夫をする

もし、頻繁に送別会がある職場なら、「まとめて開催する」という提案をしてみるのも一つの方法です。

例:
「3月末で退職される方が何人かいるので、合同送別会にしませんか?」

まとめて開催することで、1回の参加で済むため、負担が軽減されます。

送別会の参加・欠席を自分の意思で決めよう

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送別会は職場の習慣の一つですが、強制されるものではありません。

大切なのは、 「自分の気持ち」と「職場での関係性」のバランスを取ること です。

 

本当に行くべきかを考える(関係性・職場文化をチェック)

無理なら断るが、フォローを忘れない(挨拶・メッセージ・プレゼント)

参加するなら負担を減らす工夫をする(短時間・飲まない・幹事になる)

 

送別会は義務ではなく、あくまで「感謝を伝える場」。

自分に合った形で対応し、無理なく社会人としての付き合いを続けていきましょう。

 

また、送別会に関するブログもぜひご覧ください。

 

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サイト監修者

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⼩⽥ 克⽂

株式会社Plus One代表取締役・MICE&パーティーアドバイザー

《略歴》

⼭⼝県生まれ。 福岡の中村学園⼤学を卒業後に保育士や一部上場会社のグループ会社営業を経験して、ブライダル最⼤⼿の株式会社 Plan・Do・Seeに8年勤務。 福岡のリゾートホテルに4年、東京本社に2年、京都の会場に2年、法人営業の勤務をしてホテル・旅行業界・MICEのノウハウを吸収。 ⼀般宴会(同窓会・忘年会・新年会・ 送別会・歓迎会・1.5次会・結婚式二次会)MICE 案件(会議・学会パーティー・展示会・周年パーティー・インセンティブパーティー)などのセールスや現場に携わり、同社で7年トップセールスとなる。 2015年8⽉に株式会社Plus Oneを設⽴し、宴会・MICEのコンサル・セミナーをしながら、日本中のおしゃれな会場を日本中・世界中の人に紹介するため2019年9⽉に検索サイト「Speedy」をローンチ。Speedyが様々な宴会ワードで1位に表示されるノウハウを元にSEO対策ビジネスも展開中。宴会やSEOに関するBlog記事も多数作成。


著者SNS:Instagram Facebook YouTube
2021年4⽉ 東京都パーティーアドバイザー就任
2022年4⽉ 観光庁パーティーアドバイザー就任
2023年観光庁が管轄する観光促進の専門家に登録されました。
出典:観光庁ホームページ

詳しいプロフィールはこちら>

※2024年8月30日プロフィール更新

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